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なんてすてきなすてきな催し物なのでしょう。
神楽坂一帯を江戸に!というのが主旨、のようで、寺境内での和楽器演奏や唄、和楽器(三味線、琵琶、琴、雅楽、長唄などなど)の街角ライブ、散策しながらのスタンプラリー、新内流し、が、神楽坂にみちる!!
たのしかったすてきだった!!!
いちばん感銘をですね、うけてしきりだったのは、そういう邦楽と人が垣根のない、ただただ一緒にある、という空気と姿です。
うれしかったなぁ。
どうしても、邦楽、というと、敷居が高いだったり敬遠される場所にある、と当の日本人が思っている気が(私だけでしょうか)していますが、それがここにはなく、こうやってこういうところから溝が縮まったり、生活の中での伝統芸能の濃度が高くなってくれたら素敵だなぁなんて。
それはそれとして。
とにかく楽しかった!
路上ライブ風に、演出の激しく面白い三味線(肩車しながら弾く!)とか、雅楽の路上演奏なんてそもそも斬新!とか、琵琶法師はこれこそそもそももとはこうして道で琵琶法師が弾き語りしていたんだろうなぁと彷彿としたり、スタンプラリーでは、このお蔭で一日ではここまで足を踏み入れないだろうという塩梅に露地散策ができたり(途中目印の幟が立っていて、それがまた宝探しのようで)などなどなど…。雅楽は、童謡も吹いてくれて、あと実際に演奏する前の練習方法も教えてくれました(言葉で、音をとるんです。えっと、チーローハー…とか。音と言葉。それをすごく考えさせられました)。
新内流しも風情!! 新内節の三味線は、あえて言えば静かな三味線。かきならさず、絃も撥も音をたてず、音のみを零す、というくらいの。それが三人連れで、露地裏を、チン、トン、と歩く。風情~~~。
スタンプラリーは、頑張って六つ全部集めて景品貰いました(笑)。手拭い! 個人的に手拭いだけは、極力物を増やさないようにとしている中、物欲のまま集めてもいいひとつにしています…。数量限定で、この手拭いは自慢してもいいわよね!(笑)
こんな具合に、うれしたのしの神楽坂でしたが、何より、街が、人が、いいとおもったのです。ぜんぜん齷齪していない。そこに集まる人たちも。静かで、追いたてず、甘くて澄んだ水のような一角だとおもいました。もちろん、賑やかなんですよ、でも、こう、落ち着いている。
ほんとう、うれしい空気をすってきました。
文楽/文化/着物/本読み/落書きすること
●画の影響・養分●
文楽/江戸川乱歩/宝塚/歌舞伎/日舞/着物/和装/沢田研二/抒情画・挿絵(高畠華宵、小林嘉一、小村雪岱他)/水彩画(永山裕子、醍醐芳晴他)/漫画(由貴香織里、立川めぐみ、竹内直子他)/ネットで出逢う絵描きさん達